翻訳工学(translation engineering)とは、合理的な手法により、翻訳を効率的に行うための研究です。これまでの自然言語処理研究などでは、自動翻訳を目指すあまり、翻訳支援がおろそかになっていました。翻訳工学では、「研究のための研究」ではなく、あくまでも翻訳の現場で即座に役立つ、また実際に効果がある手法を取り上げていきます。
翻訳工学の核として、以下のようなテーマがあります。
よりよい翻訳とは
用語集に基づく翻訳
新しい翻訳技法
入力支援技術
音声入力
校正支援技術
翻訳メモリーと翻訳ソフトを組み合わせる合理的なワークフロー
翻訳資産の管理・運用技術
用語集構築技術
関連する学問分野としては以下のものがあります。
翻訳学・通訳学
自然言語処理
ユーザー インターフェイス設計
日本語作文法・英語作文法
技術作文法(テクニカル コミュニケーション、テクニカル ライティング)
一言アンケート
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