Wordの一部として動作するので、書式があっても大丈夫です。活用法はさまざまです。ただしどのような誤りや表記のゆれが生じているかは、ユーザー自身が作業を通じて辞書を構築する必要があります。しかし、一度辞書を作れば、企業全体で徹底して使用することができます。
「でを」「をを」など日本語の単純なタイプミス、よく見られるミスを登録しておけば、次回に同じミスを自動で探しださせてチェックできます。Wordの校正機能では見落とされるミスも確実にチェックできます。
機種依存文字を機種に依存しない文字に置換できます。
出版社、外部広報用途などでは、不特定多数の読者に対して、差別的表現、自主規制表現を使っていないか確認できます。
「誤まる」→「誤る」など、たとえば本則でない送りがななどを確認できます。Wordの機能でもできますが、手軽にチェックしたい場合や、例外的な用語などに。
例:「支払い」という語だけは「支払」という表記にしたい場合。
企業文書で、差別語ではないが「企業として使用しない」と決めている語などを確認することができます。また、企業全体で用語を統一することにより、社員、顧客、ユーザーの理解度を向上できます。
中黒や音引き、敬語・丁寧語の統一や変更ができます。
日本語として不自然な表現、避けたい表現、冗長な表現、稚拙な表現、回りくどい表現などの確認に。