うまく置換できないときは、書式やワイルドカードなど前の検索条件が残っていないか、標準の置換ダイアログを確認してください。
あいまい検索(MatchFuzzy)などに関する実行時エラーが出た場合、一度Ctrl+Hを押して置換ダイアログを表示し、[あいまい検索]をオフにしてから、もう一度操作してみてください。置換バーの[ダイアログ]ボタンでも置換ダイアログを表示できます。同様に[あいまい検索]をオフにしてから、もう一度操作してみてください。
0..aaa.txtのような、0..tmpdict.txtより先にくるような辞書名はつけないでください。
すべてのWordのウィンドウを閉じて、Wordを完全に終了してから、再度Wordを起動すると問題解決することがあります。Windows自体を再起動するとより確実です。
Setup.docでマクロをいったん削除し、セットアップをもう一度行うと解決することがあります。再セットアップしても、作成済みの辞書は影響を受けません。
Wordを再起動すると復活します。上級者の方は、以下のマクロを標準モジュールに追加して実行することで再表示させることができます。
Sub 置換バーの復活()
Call 換の玉.置換バーを表示
End Sub
この問題はバージョン1.20で解決されました。
Word
2010でマクロのセキュリティー機能が変更されたことが原因のようです。回避策としては、マクロを一時的に無効にすればSetup.docを開けます。
Wordの[ファイル]メニューから、[オプション]、[セキュリティ センター]、[セキュリティ
センターの設定]、[マクロの設定]の順にクリックして、[警告を表示してすべてのマクロを無効にする]をオンにします。
Setup.docを開きます
この場合、Setup.docのセットアップ用のマクロが機能しなくなりますが、Setup.docの説明に従って手動でセットアップすれば使えます。Word
2010でのマクロ本体の動作は確認されています。Setup.docを閉じた後、換の玉を使用するには、再度マクロを有効にします。まだ問題があるようならお知らせいただければ幸いです。
抽出辞書で、置換済みの単語を削除して次の語に進む場合、うまく機能しないことがあります。その場合は、単語を削除するか確認してきたときに[いいえ]をクリックしてください。
この問題はバージョン1.20で解決されました。Word
2010などで、上記のエラーが発生することがあります。対処法は以下の実行時エラー4665と同じです。[あいまい検索]をオフにしてから、もう一度検索してみてください。
4665実行時エラーが発生することがあります。バージョン1.09で対処済みですが、もし発生した場合はお知らせください。
1. Ctrl+Hを押して置換ダイアログを表示し、[あいまい検索]をオフにしてから、一度そのまま [次の検索]ボタンをクリックして検索します([あいまい検索]をオフにしてすぐに閉じても反映されません)。その後、置換ダイアログを閉じてから、もう一度 換の玉を操作してみてください。
2. 置換ダイアログは、置換バーの[ダイアログ]ボタンからでも表示できます。
バージョン1.07(2006/08/07) からワイルドカードがデフォルトで有効になっています。段落記号 や半角丸括弧を検索する場合は、辞書の修正が必要です。Wordでワイルドカード検索を行う際の詳細については、Wordのヘルプで「ワイルドカード」を検索してください。
通常の検索 | ワイルドカードを有効にした検索 | |
段落記号 | ^p または ^13 | ^13 |
半角丸括弧 | ( | \( |
「実行時エラー'4160':ファイル名が無効です。」というメッセージが表示されることがあります。セットアップを参照して、換の玉を削除した後、手動でセットアップしてみてください。
換の玉をセットアップする前に、念のためOfficeの設定のバックアップをとることをおすすめします。Office全体の設定がバックアップされるため、設定を回復するとその他のOfficeアプリケーション(Excelなど)で行った設定の変更も元に戻る点に注意してください。これは換の玉とは無関係に 、一定間隔で取ることをお勧めします。
Office 2003での手順:[スタート]、[すべてのプログラム]、[Microsoft Office]、[Microsoft Office ツール ]、[Microsoft Office 2003 個人用設定の保存ウィザード]の順にクリックします。
Office 2003で個人用設定の保存ウィザードがない場合は、Officeのセットアップを再度実行して(再インストールではありません)、このオプションを追加してください。
【クリックで拡大】
Office 2007/2010での手順:Office 2007/2010ではOffice設定のバックアップ機能がなくなりました。以下の手順で標準テンプレートを手動バックアップしてください。
個人用設定の保存ウィザードでもWordの標準テンプレート(Normal.dot)はバックアップされますが、念のために手動でもバックアップしておくとよいでしょう。Normal.dotは、C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\Microsoft\Templates にあります。別の名前でNormal.dotのコピーを作成することでバックアップできます。一般的に、標準テンプレートのみに関係する問題が発生した場合は、標準テンプレートを以前のものに戻すことで問題を解決できることがあります。また、最初にインストールした状態に戻すには、Wordを終了した状態で、Normal.dotをNormal-old.dotなどに名前を変更すると、新しいNormal.dotが自動的に作成されます。この場合、古いNormal.dotに含まれるスタイルやマクロもなくなります。スタイルは、テンプレートの[構成内容の変更]から取り込むこともできます。
辞書名は簡潔にすることをお勧めします。 辞書名があまりにも長いと、置換バーの一部がタブに表示されないことがあります。ツールバーを切り離すか右端の「>>」をクリックすると表示されます。
「再検索」「再置換」ボタンを使えば、置換ダイアログボックスを表示せずに検索・置換できます。直前の検索・置換語が使用されます。何を何で置換しているかは表示されないので注意してください。間違って置換した場合は、Wordの機能で元に戻せます。
書式を設定して検索・置換した場合は、次に別の検索・置換を行う前に、検索・置換ダイアログボックスからその書式をクリアする必要がある場合があります。 ところがこの書式を消したつもりが、どういうわけか残る場合もあるようです。これはWord側の問題です。Wordを再起動させれば、解決する場合もあります。
[検索と置換]ダイアログ ボックスで検索した場合、検索語が見つからない場合でもすぐにメッセージが出ず、[検索と置換]ダイアログ ボックスを閉じた後で「検索語が見つかりませんでした」というメッセージかステータスバーの表示が出るのは正常な動作です。文書が検索箇所に移動しない場合は、「検索語が見つからなかった」ものとお考えください。
ご意見、ご感想、バグの報告などがありましたらお知らせください(OSとWordのバージョン、状況、メッセージなどをなるべく詳しく)。基本的にバグには対処しますが、すべてのメール、ご要望にお答えできるわけではありませんのでご了承ください。