企業向けの講習・講演

企業向け講習・講演

実務日本語は、さまざまなメーカー、翻訳会社などの企業でご活用いただいています。たとえば、医薬品製造分野・O株式会社様での実務日本語講演の事例をご覧ください。

日本語文書の確実な品質向上をご希望でしたら、『IT時代の実務日本語スタイルブック』に基づく企業向け講習・講演を実施しております。Microsoft Wordなど、実際の作文環境を使いながら、「読みやすく書きやすい」効率的な作文方法を身につけていただけます。簡潔に要点を書く技術で、業務での文書量を削減し、文書の読み書きにかかる負担を減らせます。また、読みやすい文書の書き方を身につけることで、書き手の意志を読み手に的確に伝えることができます。さらに、文書のアイデアを集めるツールや、アイデアを練る「マッピング」の方法により、断片的な情報から、まとまった文書を短時間で作成できます。そして、Wordを使った字数制限作文、自分や他人の文書をすばやくチェックするツールおよび方法、相互添削の技法などを習得することで、文書の問題を探し、解決する力を鍛えることができます。

講習・講演の内容および期間は、ご要望に応じて柔軟に調節できます。メール フォームからお問い合わせください。

実務日本語講習スケジュールの例(3時間講習+1時間持ち帰り添削を4回、計16時間)

講習(時間) 内容 実務日本語スタイルブック』での対応する章
1 3+1 A. 実務日本語の基礎

+自己チェックと校正の技法

1. 名文ではなく良文を目指す

2. 実務悪文の3つの問題点―難しい・あいまい・長い

3. 読み手と書き手――簡潔・明快に書くために

4. 英語圏での表記の取り組み

5. スタイル ガイドとは

+12. Wordの正しい使い方

+14. 文章と表現を鍛える字数制限ダイエット

2 3+1 B. 電子文書と文の組み立て

+アイデアを集める・アイデアを練る

6. IT時代の表記法―電子文書の利点を活かす

7. 文の組み立て

+13. メモ取りソフトの活用

3 3+1 C. 記号、ひらがな、漢字、およびカタカナの扱い、文書構築法 8. 記号の意味と使い方――約物ってなに?

9. ひらがなと漢字のバランスをとる

10. カタカナの扱い方

11. 文書の構築法

4 3+1 E. 創作文章と用語集 15. 実務文章に応用できる創作文章の5つのテクニック

16. 用語集で専門用語を管理する

自主勉強会

IT時代の実務日本語スタイルブック』をテキストとして使った自主勉強会を社内で開催していただくこともできます。本書のご感想をお送りいただいた方には、少人数グループで文章力向上を目指す「『実務日本語スタイルブック』勉強会の手引き」をPDF形式でお送りします。

実務日本語勉強会のガイド

ご希望の方は『IT時代の実務日本語スタイルブック』のご感想(200字以上、400字程度まで)をお送りください。その際、「『実務日本語スタイルブック』勉強会の手引き」を希望とお知らせください。お送りいただいたご感想は、貴社名と執筆者の方のお名前のイニシャル(例:「株式会社~T様」など)で、当方のウェブサイトや印刷物で紹介させていただきます。