公式UTX変換ツールで翻訳ソフト間のユーザー辞書変換が可能に

AAMT公式のUTX変換ツールが新しくなり、翻訳ソフト各社ユーザー辞書(富士通ATLAS、東芝The翻訳、クロスランゲージPC-Transerシリーズ)とUTX用語集の相互変換ができるようになりました。UTX形式を経由することで、既存の用語データを有効活用できます。UTX形式は、Excel上で編集・管理でき、用語にコメントや優先度情報をつけることもできます。

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公式UTX変換ツールのダウンロードは無料です。UTX変換ツールは、UTXチーム メンバーで元クロスランゲージの秋元さんがボランティアで開発してくださっています。 DLLも無償公開されており、他製品に組み込むこともできます。

Tradosと統合された新しいMT、SDL Language Cloud

Tradosと統合された新しいMT、SDL Language Cloudではユーザー辞書が使えるようです。
https://languagecloud.sdl.com/translation-toolkit/subscription
上記画面右下の"Take our Machine Translation engines for a spin"で試すことができます。
Studio 2014の最新の自動更新をするとLanguage Cloudのウィザードとログイン画面が表示されます。

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ここではそのまま続行できず、先にSDLのサイトで既存のSDLアカウントをSDL Language Cloudにも登録する必要があります。SDL Language Cloudには、無料版と有料版があります。試してみて訳質の他、いろいろと気になる点はありますが、タグが保持されるのは評価できます。クラウド形式には、明らかに利点もありますが、機密性の点からは課題もあります。

ユーザー辞書は、用語ベースからTBXをエクスポートして、SDL Language Cloudにインポートするようになっています。ただ、実際には、人間用に作られた用語ベースは、MTにとって不要な項目や、活用変化など不適切な情報が含まれています。そのため、MT用の辞書として、エクスポートしてすぐにそのまま使えるとは限りません。むしろ、Excel形式でUTXを保存した「UTX on Excel形式」で管理・調整しておき、それを用語ベースやSDL Language Cloudにインポートするほうが使いやすいことがあります。

第1回AAMT機械翻訳フェア(MTフェア)

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6/17午後に、第1回AAMT機械翻訳フェア(MTフェア)が開かれます。招待講演の他、各社によるブース展示があります。どなたでも無料で参加いただけます。
会場は東京都港区海岸1-11-2 ホテルアジュール竹芝です。

第1回AAMT機械翻訳フェア(報告会・展示・講演会・AAMT長尾賞授与式) 14:00~18:00

招待講演    15:20~16:50
「外国人旅行者の受入体制整備と機械翻訳の可能性」    日本政府観光局(JNTO) 事業連携推進部 観光情報戦略室長    山田 洋氏
「機械翻訳を使いこなす ~品質と生産性の向上のために~」    株式会社ヒューマンサイエンス ドキュメントソリューション部    徳田 愛氏

懇親会(参加費 5,000円) 18:00~20:00

プログラムの詳細と申し込みはこちらからどうぞ。

(2014/6/4追記:各社・各組織による展示内容も更新されています。)

写真は、懇親会会場の、夜景が美しいフレンチレストラン「ベイサイド」からの眺めです。

お誘いあわせのうえ、多数のご参加をお待ちしております。

「翻訳を改善する秘策(発注企業向け)」を公開

春のひかり

みんながハッピーになれる「翻訳を改善する秘策(発注企業向け)」を公開しました。どうすれば発注企業の方がチェックの手間を減らせるのか? 発注企業の方がトクをするのはもちろん、翻訳者や翻訳会社にもいいことがあるはずです。