Tradosと統合された新しいMT、SDL Language Cloudではユーザー辞書が使えるようです。
https://languagecloud.sdl.com/translation-toolkit/subscription
上記画面右下の"Take our Machine Translation engines for a spin"で試すことができます。
Studio 2014の最新の自動更新をするとLanguage Cloudのウィザードとログイン画面が表示されます。
ここではそのまま続行できず、先にSDLのサイトで既存のSDLアカウントをSDL Language Cloudにも登録する必要があります。SDL Language Cloudには、無料版と有料版があります。試してみて訳質の他、いろいろと気になる点はありますが、タグが保持されるのは評価できます。クラウド形式には、明らかに利点もありますが、機密性の点からは課題もあります。
ユーザー辞書は、用語ベースからTBXをエクスポートして、SDL Language Cloudにインポートするようになっています。ただ、実際には、人間用に作られた用語ベースは、MTにとって不要な項目や、活用変化など不適切な情報が含まれています。そのため、MT用の辞書として、エクスポートしてすぐにそのまま使えるとは限りません。むしろ、Excel形式でUTXを保存した「UTX on Excel形式」で管理・調整しておき、それを用語ベースやSDL Language Cloudにインポートするほうが使いやすいことがあります。